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「おたくを信頼できない」クラウドを阻む壁をいかに突破すべきか - 東葛
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20090811/335501/
Submitted by saasjp 3 months, 3 weeks, 3 hours ago
最近、「おたくを信用できません」とユーザー企業が言い、クラウド関連商談が流れた話をいくつか聞いた。信用できないと言われた企業は、私が思うに日本で最も信用できる部類の企業ばかりだが、情報漏洩事件が相次いだことでユーザー企業が過敏に反応したらしい。一方で、Google Appsのようなクラウドサービスの利用は日本の大企業の間でも進んでいる。さて、このあたりのどう考えればよいのか・・・。  日本でのクラウド・コンピューティングのビジネスで厄介なのは、ユーザー企業の担当者のリスクに対する過剰な“怯え”だ。特に情報漏洩に対する心配は尋常ではなく、不安で頭がいっぱいになり、思考停止してしまう。いくらコスト面や運用面のメリットを説明しても「ダメなものはダメ」。従来のアウトソーシングならともかく、複数の企業でリソースを共用するクラウドなんか論外ということになる。  しかし、本来これはおかしな話。日本で最も信用できる部類のITベンダーが提供するクラウドサービスは、ほとんどの場合、ユーザー企業が自らのシステムで情報を管理するよりはるかに安全だ。理屈ではそれが分かっているユーザー企業の担当者も、社内で「もしもの時は責任を取れるのか」と言われたりすると腰砕けになる。これも変な話なのだが、まあそんなわけで、今も少なからぬクラウド商談が情報セキュリティの問題で頓挫する。  一方、クラウドサービスを相次いで発表した日本の大手ITベンダーは、ビジネスで先行する米国企業への対抗上からも、こうしたユーザー企業の不安に「安心、安全」で応えようとする。その発想は間違いではないが、少し戦術が単純すぎないか。過剰な不安を解消しようと、過剰な設備や備えで応えても、ビジネス上は難しい。その方向で頑張れば頑張るほど従来型のアウトソーシングと変わらなくなり、一番大事なコストメリットを出すのが難しくなるからだ。
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