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システム構成は2次元から3次元へ進化―クラウドの「中身」を知る—Part3
http://it.impressbm.co.jp/e/2009/09/14/1218
Submitted by
saasjp
2 months, 2 weeks, 4 days, 2 hours agoStep01
仮想化ソフトをインストールする
社内でのクラウド環境の構築は、VM(Virtual Machine:仮想マシン)を稼働させる環境を準備することから始まる。そのための最低限のシステム構成は、複数のPCサーバーとストレージ、L2スイッチとFC(Fibre Channel:ファイバチャネル)スイッチである。今回は、9台のPCサーバーを使用する場合を想定する。仮想化ソフトとしてVMwareを使うことにする(図3-1)。
それぞれのPCサーバーには、4コアのx86 CPUを2個と、32ギガバイト以上のメモリーを搭載しておく。ネットワークカードは1ギガビット対応でもよいが、将来の拡張性を考えれば10ギガビット対応のものを用意したい。さらに、SAN(Storage Area Network:ストレージエリアネットワーク)ストレージにアクセスするためのFCボードを搭載する。こちらは、4ギガビット/秒のデータ転送速度を推奨したい。
SANストレージには、15個のハードディスク装置(HDD)を搭載できるとし、6+1個のHDDからなるディスクアレイを、RAID 5で2つ組む。残った1個のHDDはスペアとする。1つのRAIDを1つのLU(Logical Unit:論理装置)とする。
HDDの回転数は、できれば1万5000回転/分を推奨したい。というのも、クラウドでは1台のPCサーバーで10個以上のVMを走らせたい。その場合、1つのストレージに対して複数のVMが同時にデータの読み取りや書き込みを行うといったことが起きる。その時に、通常のPCで使っている7200回転/分のHDDだと、あるVMがストレージにアクセスしている間、別のVMは待たされることになり、クラウド全体の性能劣化を招くからである。
さて、ハードの準備ができたところで、VMware ESX(以下ESX)をそれぞれのPCサーバーの内蔵ハードディスクにインストールする。ESXはハイパーバイザと呼ぶプログラムで、PCサーバー上でネイティブで動く。つまり、ESXはWindowsやLinuxといったOSの上で動くアプリケーションではなく、ハード上で直接動く仮想化専用のOSと言うことができる。
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